星屑キャンプ:くりの木キャンプ場

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昨年の秋頃の話ですが、「本当に気持ちいいキャンプ場」でも取り上げられていた、群馬県渋川にある「くりの木キャンプ場」に行って来ました。今回は妻とゆったりデュオキャンです。

昨今人気の高規格キャンプ場ではありませんが、その唯一無二の絶景が人気で、その絶景を堪能できるサイトは常時予約が取りづらい状況だと思います。

僕も予約解禁と同時に電話連絡しましたが、狙っていたK1サイトは既に予約で埋まっており、隣のK2サイトを確保することになりました。人気キャンプ場恐るべし。

特に寄り道するつもりもなかったので、朝8時ごろカーシェアで車を借りて荷物を積み込み、9時頃にのんびりめの出発をしました。

寄り道しないとは言っても腹が減っては戦はできぬ。渋川市で人気のラーメン屋の「いち林」さんで腹ごしらえです。

この煮干しラーメンが絶品だった…スープと麺のコンビネーションはもちろん、具も多彩で手が掛かったラーメンだなぁという印象。

その後近くのスーパーで買い物をして昼過ぎにキャンプ場に到着。

キャンプ場入口の坂は噂通りの急勾配で、今回カーシェアで4WDのコンパクトSUVを選んで正解でした。車登れなかったどうするんだろう…諦めるのかな…

このキャンプ場のが本領を発揮するのは夜ですが、昼間の風景もなかなか乙なものです。

斜面沿いのキャンプ場なので街を一望できます。晴れてる日は最高。10月でしたがこの日はなかなか気温も高く、設営をしてると汗だくになるくらい天気が良かったです。

そんなこんなで設営完了。今回は大型洋幕の「レイサ6」初張りでした。予習せずに行ったので手こずるかなぁと思いましたが、構造がシンプルでサクッと建てられました。

前まで2人用の登山テント「ミドリ2」とオープンタープを使用していましたがデュオには流石に無理があり…ボーナスが出た勢いでポチッとして3ヶ月間寝かせておいたのです。

ツールームテントって快適なんですね…トンネル型なので有効スペースも大きく、スカートが無い以外は本当に申し分ないです。スカートに関しても冬は厳しいとしても10月くらいなら全然余裕です。

設営後は妻が最近凝っているパン製作に取り掛かります。

制作過程は写真を撮り忘れましたがかなり重労働ですねあれは…手伝うスキもなく体育会系部活的な雰囲気の中タネが完成。

焼くのは僕のお仕事です。ステンレスダッチオーブンでじっくり焼き上げます。焼き時間はカンという不安定さ。。必死に作ってくれたタネを無駄にしないかハラハラしながらダッチオーブンを見守ります。

オーブンからパンのいい香りがして来たら頃合いです。今回はハロウィンが近かったこともあり、かぼちゃあんパンを作ってくれたようです。あとは定番のチョコパン。

焼き上がりもバッチリで面目躍如です。

妻曰く、ダッチオーブンで炭火を使って焼いた方が家のオーブンレンジで焼くより美味しいとのこと。ダッチオーブン炭火焼きパンで一儲けできないかという与太話に華を咲かせます。

さて夜も更けてきてこのキャンプ場の本領発揮です。

写真だと全く伝わりませんが、この夜景は本当に素晴らしいです。東京などの大都市で見る夜景とは一味違う、程よいスケール感の光だと思います。

さすがに日が暮れるとかなり冷え込んで来たのでホットワインを作り、焚き火をしながらゆっくり過ごします。

薪を使いきったところで就寝。

ここで一つ大きな問題が。

夜景などは最高なのですが、斜面地という特性上、管理棟前のKサイトはけっこう勾配が付いています。座っていても体の変な部分に力が入るので、翌日は妙な筋肉痛でした笑

そして寝るときにどういう体勢がいいか答えが見つかりません。傾斜地でのキャンプは初めてだったので、斜面の上側を頭にして眠りましたが、慣れない姿勢のため2人とも若干寝不足気味…笑

しかしそんな疲れも吹き飛ばしてしまうほど素晴らしい眺望のあるキャンプ場でした。

職員の方々もとても感じがよく、場内も綺麗にメンテナンスされていました。

くりの木キャンプ場にはお風呂がないため、帰り道で近くの日帰り温泉「白井温泉こもちの湯」によります。

リーズナブルな価格で入れるこじんまりとした温泉でした。汗も流せてすっきりさっぱり。

締めは定番のコーヒー牛乳で。

一泊二日のバタバタキャンプでしたが、とても良い時間が過ごせました。

僕はまだ冬キャンには手を出していないので最近は全然キャンプに行けていない…

そんなわけで、キャンプ行きた過ぎる気持ちを少しでも満たすために去年の秋のネタを今更引っ張り出して来たわけです。

あぁ…満たされるどころか逆により行きたくなってきた…笑

もう少し、暖かくなるのが楽しみです。

 

 

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