NOKIA BODY+

体重管理って面倒ですよね

わたくし気をぬくとすぐ体重が落ちていってしまう体質で、けっこう日々気をつかって食べるようにしています。

なかなか理解され難いですが、低体重者は低体重者の悩みがあるもので…体重が落ちていってしまうとどうしても体力や気力も低下しがちです。

飽食の先進国において、減量というのはメジャーな話題ですが、僕のような低体重者も健康体重を目指すべきなのは当然のことで、もうちょっとそういう概念でダイエットを語る風潮があってもいいかなと日々思っております。。

とはいえ体重の管理ってけっこうめんどくさいもので、どうしても続かなくなってしまいがちでしたが、先日ちょっと面白いものを見つけたので買ってみました。

Nokiaとは北欧フィンランドの会社で、2011年までは世界最大の携帯電話端末会社として知られていましたが、近年は業績が低迷しており日本では携帯電話端末会社としてはあまり有名ではないかもしれません。

個人的にはNokiaのプロダクトデザインは好きなので日本で不振だったことは非常に残念に思っていたのですが、どうやら最近「ヘルスケアビジネス」という思わぬ方面で復調の兆しを見せているようです。

その１つの例が、僕が購入したこの「Nokia BODY+」という製品です。

端的に言えば体重計ですが、ただの体重計ではありません。

Wi-Fiで測定結果を自動的にスマートフォンに送信し、数値の推移をまとめてくれるというスグレモノなのです。

もちろん、同じような機能をもつ体重計は他にもたくさんありますが、BODY+の良さはその圧倒的な手軽さにあります。

Wi-Fi経由でサーバーにデータを送信するので、スマホのBluetoothを起動して待ち構える必要もないですし、体重計本体を操作してちまちま結果送信をする必要もありません。

体重計に乗れば自動的に電源が入って計測されるので、電源ボタンを押してから乗るという手間もありません。もはや一周して銭湯などにあるような昔ながらのバネ式体重計に近いお手軽さです。

しかもお手軽なのに測定項目は「体重」、「体脂肪率」、「筋肉量」、「体水分量」、「骨量」と十分すぎるほど充実しています。

ちょっとちょっとそれくらいの項目なら今時どの体重計でも普通に測定できるでしょと言われてしまうと、その通りですとしか言いようがないのですが、体重計らしからぬデザインに僕はすっかりやられてしまったわけです。

体重計なのでもちろん機能性が最優先ですが、どうしても足し算系のデザインになりがちな国産メーカーの製品と比較すると、出来る限り要素を減らしたBODY+はなかなか面白いところを突いているのではないでしょうか。

お値段が体重計としてはお高めの一万円前後だったり、黒光りするガラス素材が故に汚れが目立ちやすかったり、けっこうサイズが大きくて場所を取ってしまったり微妙な点も色々あるのですが、それを上回る使用感の良さがあるので、本当に毎日乗りたくなってしまいます。

一家に一台、Nokia BODY+という時代も近い…かも？

もしご興味があれば是非。