これは売れるよな…snow peak フラットバーナー

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少しでもアウトドアに興味のある人ならどこかで必ず見たことのがあるであろう超有名ブランド、スノーピーク。

現代日本のキャンプ市場で圧倒的な人気を誇り、アウトドア界のappleなんて呼ぶ人もいます。

 

かくいう私も初めて買ったキャンプ道具はスノーピークのチタン製のダブルウォールマグ。

そのマグを使いたくてキャンプを始めたようなものでした。

 

玄人から初心者まで、幅広く高い人気を誇るスノーピークですが、一つ圧倒的な難点があります。

 

”めっちゃ高い!!!”

 

いやまあデザインも良いものも多いし、質実剛健なのは間違いないですよ?

でもジャグで3万以上とるってどういうこと…

 

そんなわけで一般人は怖気づいてしまうことも多いわけですが、時々異常なコスパを発揮してくる製品も出したりします。

(まあそうやって沼の入り口を広げている…うわ何をするやめry)

 

代表的なのが名作、「アメニティドーム」ですね。

 

   アメニティドームS

最初ってどんなテントを買えばいいかもわからないので、3万円弱でカッコよくて品質もいいものが買えるならよいですよね。

 

今年の新作、「ヴォールト」というトンネル型テントとタープやらなにやらがセットになった「エントリーパックTT」もきっとめちゃめちゃ売れる気がします。

 

   エントリーパックTT

 

スノーピーク製品で一式固めて5万ちょいという値段設定はすごいです。

 

 

と、色々前置きが長くなりましたがここからが本題。

「エントリーパックTT」の衝撃にかき消されかけてますが、その裏で今年実はすごい製品が出てるんです。

それが「フラットバーナー」です。

 

 

…はい、ちょっとダサいと思われた方、正解です。

ぶっちゃけこれ単体で見ると別にかっこよくはありません。

この製品が本領を発揮するのは「アイアングリルテーブル(IGT)」に組み込まれた時です。

(手元にIGTがないので写真を載せられないのですが…)

 

「IGT」とは全てがバラ売りのオプションパーツのみで構成される常識破りのアウトドアシステムキッチンセットなのですが、数あるスノーピーク製品の中でも最凶の沼と言われている本当に恐ろしい商品です。

それと同時に、キャンプ場にいながら下手をすると自宅よりも快適なダイニングキッチンを構築できてしまう夢の様な製品でもあります。

「IGT」について語るのはまた今度にして、「フラットバーナー」話に戻りましょう。

 

キッチン用途がメインなので、当然火器を組み込むこともできます。

しかし、これまでのスノーピークのバーナーはあまりにも高すぎました。

一番安いシングルバーナーである「プレートバーナー」でさえ2万円近い値段設定。

2万て…いいツーバーナー買えるよ…

ツーバーナーなど買おうものなら3万超え、液出し仕様なら4万超えの世界で正直いくらいいものでもついていけません。

ネットの海を徘徊すると先人たちが安い火器をIGTに組み込むための知恵をたくさん残してくれているのが現状です。

 

そんな不毛地帯に彗星の如く現れたのが今年発売の「フラットバーナー」です。

 

まず驚きのお値段

9,800円(税別)

 

ついに1万円を切るバーナーが登場したわけです。

(それでもちょい高いよというのは置いておいて…)

 

しかも出力は3,000kcal/hと「プレートバーナー」と同スペック。

 

今年からIGTデビューを飾った私ですが、火器をどうしようか悩んでいたので迷わず発売日に購入を画策しました。

 

しかし、発売した瞬間に公式オンラインストアでは売り切れ、その他ネットショップでも欠品が相次ぐほどの人気。

激戦をどうにか切り抜けて楽天経由で購入できました。

 

まだ実戦投入できてはいませんが、自宅で使用したので感想を少々。

 

■ここがイイ!

・火力が強い

・強火から弱火まで幅広く対応可能

・風に強いらしい

・洗いやすい

 

■ここがイマイチ…

・OD缶なのでランニングコストが…

・ちょっと重い

・組立てがめんどくさい

・ガスのホースがめっちゃ短い

 

本当に火器としての性能はバッチリです。

液出し仕様ではありませんが、別に液出しが必要なほど極限下でキャンプしないし…寒ければ金缶つかえばいいし…

火力調整もやりやすく、安心感があります。ちなみに最大火力にするとこんな感じ。

 

 

なかなかの強さです。炒め物とかもおいしくできそうですね!

最小火力はこんな感じ。

 

 

このレベルのとろ火だとご飯もおいしく炊けそうです。

 

あと洗いやすいのも地味にグッドです。全部分解するとこんな感じ。

 

 

かなりバラバラに分解できるので隅々まで洗えてとても綺麗に使えます。

 

ただ個人的に一番イマイチと感じたのがガスホースの短さ。

めっちゃ短いです。500mlのOD缶を使うとガス管を立てるのがやっとという感じ。

 

 

まあ別に問題ないんですけどもうちょい長くてもいいのでは?

IGT組み込みが前提となっている感がありますね。

 

「フラットバーナー」が発表された時はもっと足が長かった記憶があるのですが、実売品は短くなっていてデザイン的には良いのですがちょっと缶の取り回しがしづらいかな…

 

まあ長所短所色々ありますが、IGTの火器に悩んでいる方には間違いなくオススメできます!

 

各地で品薄状態が続いているようなので早めにゲットが吉と思います。

 

早く実戦投入したいなあ…

 

 

 

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